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埼玉県 I Family様 2016年12月24日〜29日

子供も小学校高学年となり、物心もだいぶ付いてきましたので、そろそろ海外に出かけようかと考え始めました。最初の海外はどこへいくか。ハワイ?グアム?…あり得ない…私たち夫婦が2人で何度も行った場所、アフリカ。私たちの想いを子供に伝えたい。これは絶対に譲れないものでした。

子供が長時間の移動に耐えられるか、病気にならないか、危険な目にあわないか…不安なことを考え始めるとキリがありませんが、季節等も考慮してタンザニアの北部、SerengetiとNgorongoroに行こうと決めました。玄関口のKilimanjaro国際空港までは、カタール航空かエチオピア航空で1回のみの乗り継ぎで18時間程で到着できます。これも決め手の1つですね

そこで、コンタクトをとったのがF & K CULTURAL TOURS & SAFARIS でした。英語で問い合わせをしましたが、返信は日本語でした。(ホームページにも日本語OKと書いてありますね。)細かいところはやはり日本語でやり取りできるのが心強いですね。
空港到着から出発まで6日間の行程を組んでいただきました。宿泊はロッジではなくすべて公共キャンプ場泊。経済的なこともありますが、よりアフリカを感じるための選択です。

初日はNgorongoro手前の町までの移動のみです。子供にとっては初めてのテント泊に自炊です。平坦な芝生の上にテントを張り、分厚いマットレスを敷いた上に寝袋で寝るので快適です。キャンプ場には一部を除いてお湯の出るシャワーもあります。きちんと区画されているところなので強盗や動物に襲われることもありません。食事もコックが同行してくれるので自分たちで調理しなくても大丈夫です。水もぺットボトルのミネラルウォーターを使用するので安全です。料理は温かいスープから始まり、サラダ、メイン、フルーツと贅沢なフルコースです。味も日本人の口によくあい、おいしいです。次回は日本から何か食材を持参してタンザニアの人たちと一緒に食べられたらよいなあと思いました。

2日目、Ngorongoroを通ってSerengetiへと向かいます。Ngorongoroのクレーターを過ぎたあたりから徐々に野生の動物が見られ始めるようになりました。最初に見たのはシマウマ、その背後遠くにマサイ族と彼らの住む家々。何ともいいがたい光景です。その後、続々と動物が見られるようになり、キリン・ゾウ・バッファロー・ダチョウ・インパラ・トムソンガゼル・イランド等々。ピクニックランチをとったところからわずか数百mのところで木の下で休んでいるチーターを発見しました。Serengetiへ入ってからも3頭のライオン、4頭の親子チーターの肉食獣に遭遇し、すごいのが見られたねえと話しながらキャンプ場に向かっていたところ、なんとヒョウに出会いました。タンザニアといえどもこれ程見られるのは稀であり、ものすごく幸運であることを子供に説明しつつも大満足・大興奮の1日が終わりました。

3日目はヒョウから始まりました。おそらく前日と同じ個体と思われます。Serengetiのサファリカーがすべて集まってきているのではないかと思うほどの車です。辛抱強くじっと観察を続けていると、私たちのサファリカーの真横、触れるくらいのところをヒョウが通り過ぎていきました。とても美しくかっこよかったです。また、ヌーとシマウマの大移動にも遭遇しました。遠くケニアのMasai Maraから長い旅をしてきたものと思われます。とても壮大な光景でした。

4日目もSerengetiでたくさんの動物に会えました。そして、Ngorongoroへ移動です。Ngorongoroのキャンプ場はクレーターの縁にあり標高が高いため、夕方からかなり冷え込んできます。赤道に近いタンザニアといえどもフリースやセーターがないと厳しいです。この日もそうですが、毎日翌日の行動についてドライバー、コックと打合せをします。体調や希望により細かい行程は前日に決めます。朝食を食べて昼食・荷物をすべて持って出発するか、簡単な朝食を持って早朝出発してキャンプ場に戻ってきて昼食をとるかという2つの選択でした。私たちの選択はもちろん後者です。一般的に早朝の方が動物に会える確率が高いといわれているからです。
海外では時間感覚の違いに戸惑うことも多いと思いますが、F & Kのドライバーやコックは時間に極めて正確であり、指導がきちんと行き届いてると感じました。

5日目、まだ夜も明けきらないうちにキャンプ場を出発してクレーターへ降りるゲートへ向かいました。それでも私たちの車は3番目。ここでクロサイが見られればBig 5が完成します。そんな期待を込めてクレーターへとサファリカーは降りていきます。クレーターへ降りて数分後、少し遠いですが紛れもなく2頭のクロサイを発見しました。親子で草を食べながら移動しています。子供は初めてのサファリでBig5の完成です。30分程で、クロサイの親子は見えなくなってしまいました。私たちの選択は幸運をもたらしました。その後、水辺のピクニックサイトに移動して遅めの朝食をとりました。カバを見ながらの何とも優雅な朝食でした。

6日目の最終日、前日にArushaに戻ってゆっくりするのも1つの選択ですが、できる限りサファリをしたいという希望からManyaraでのサファリをアレンジしていただきました。
ManyaraはSerengetiやNgorongoroと植生が異なり、平原ではなく森がちです。そのため、動物や植物にも違いが見られます。また、大物と呼ばれる肉食獣もほとんど見られないといわれています。ドライバーは動物学や植物学についての知識も豊富であり、様々なことを説明してくれます。私たちの語学力がもう少しあればより詳しく理解できたのでしょうが…
ゲートは町からわずか数kmのところにあります。ゲートを入ってすぐに数種類のモンキー、ブッシュバックと遭遇しました。いずれも平原では見られない動物です。ぐるりと1周して帰路についているところ、ドライバーがまだ新しいライオンの足跡を発見しました。その直後、ブッシュの中で休むライオンを発見しました。大きなオスです。よく見ると奥にメスもいます。夫婦のようです。私たち以外に誰もいません。30分程ライオンを独占観察することができました。Manyaraでこれは正直すごいことだと思います。見事に有終の美を飾ってくれました。

こうして、子供と一緒の初めてのサファリは大成功となりました。子供の感想は当然、「また行きたい!」です。それから、私たちにとって意外でもありうれしくもあることを言っております。「タンザニアでボランティア活動をしたい!」と。動物を見るだけではなく、いろいろなところを見ていたようです。私たちの想いが伝わったと思いました。「アフリカの水を飲んだものは必ずまたアフリカへ帰ってくる。」私たちだけでなく、子供もまたアフリカへ帰ることになりそうです。F & K の皆さま、さすがに頻繁には帰れませんが、またお世話になると思います。待っていてください。

タンザニア、アフリカのすばらしさがF & K を通してたくさんの方々に伝わることを願っております。

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